されるがままの俺に、瑠依は「気持ち良い?……」と聞くと、本格的に男根をくわえた。
「ジュブッ…ジュブッ…ジュブッ……」と、いやらし音を立て、瑠依の口が俺の男根をしゃぶっている。
俺は、歯を食いしばり、腹筋に何度も力が入る。
エロビデオで何度も観ては興奮していたフェラチオを、今、己のペニスがされている。
俺は目眩く快感に酔いしれる。
瑠依は、「チュポン」と口から男根を引き抜くと、口から唾を垂らし、濡れた肉棒を、握り締めた手で「クチャクチャッ」といやらしい音をさせて、捏ねくりまわす様にしごいた。
耐え切れず、「ハアッ……」と声が漏れる。
瑠依は、身もだえ、歓喜の声を上げる俺の顔を見上げながら、甘い声で言う。
「光ちゃん、気持ち良くないの?…恥ずかしがらないで、気持ち良い声出して良いんだよ……」
俺は我慢の限界だった。押し寄せる快感の嵐に、のけ反りながら、「はぁあうっ!…あぁうっ!…」と、恥ずかしさも忘れて、喘ぎ声を上げ続けた。
瑠依は、再び男根をくわえると、頭を上下に振って、激しく「ガポッ!ガポッ!ガポッ!…」としゃぶりまわす。
腰から膝まで、痺れる様な感覚が走り、力が抜ける。
男根からよだれが滴り、陰嚢袋がベチャベチャに濡れている。その玉袋が縮んで固くなり、肛門がキュッと閉じる。男根に痺れる様な感覚が走り、いよいよ射精への臨戦体制に突入した。
しばらく放出してない俺の精液は、溜まりに溜まっている上、今日一日、何度も興奮し、硬く勃起しては、お預けをくらい通しで、その瞬間を迎えれば、有り得ないほど大量に放出されるのは間違いない。
瑠依は、恍惚の表情で男根をベロンベロン舐めまわしては、奥深くまでくわえ、「グワポッ!グワポッ!グワポッ!…」と、夢中でしゃぶっている。
俺は、歯を食いしばりながら、懇願した。
「瑠依さん…それ以上されると…大変な事になっちゃいますから……」
瑠依は、しゃぶりながら、俺と視線を合わせると、口から「チュポン!」と男根を引き抜き、雁首まわりを舐めまわしながら、「大変な事って、どうなっちゃうの?……」と言って、またおしゃぶりを再開した。
快感に俺は、のたうちまわり、「はぁうっ!」と喘ぎながら、「いっちゃいそうです……まずいですって、いっちゃいますから……」と、訴える。
しかし、「ジュッポ!ジュッポ!ジュッポ!……」と瑠依はしゃぶり続け、許してくれる気配は微塵も感じられない。それどころか、握り締めた手で、肉棒を上下に擦り出し、頭を激しく振り回して、「ガポ!ガポ!ガポ!ガポ!」と、ことさら強烈にしゃぶり捲る。
けたたましい警報が鳴り響き、男汁発射のカウントダウンが始まった。
のけ反りながら、何度も腹筋に力が入る。その度に、息が止まり、恥ずかしい声が漏れる。
「あぁぁっ!…だめだめだめだめ!…いっちゃう…いっちゃう!いっちゃうっ!」
俺の息が止まり、腰は浮き、肛門がギュギュッと締まった。快感の熱い塊が男根を突き抜けていく。
ついにその瞬間を迎えた俺は、「いくっ!…はぁっ!いく!いく!いくっ!……」と、歓喜の声を張り上げると、びっくりする程大量の精液を、瑠依の口の中に噴出した。
荒い息遣いで、グッタリとソファーにもたれ掛かる。
瑠依は、散々しゃぶったペニスを、ようやく口から引き抜き、溢れ出しそうな程の精液を、平然とした顔で飲み込んだ。
「光ちゃん、エッチなんだから…物凄くいっぱい出して……ねぇ、光ちゃん、気持ち良かった?……」
射精後のけだるさに包まれながら、明るい中全裸で股間をさらけ出している恥ずかしさが込み上げる。
瑠依が、ひと暴れしておとなしくなったペニスを、ウェットティッシュで丁寧に拭いてくれている。
俺はとにかくパンツだけでも履こうと、手を伸ばした。
しかし、瑠依がそれを遮った。そして、拗ねた顔付きで、「自分だけ気持ち良くなって終わりなんて、嫌よ……」と言って、ぐっと顔を近寄せてきた。
そして、俺の耳元で囁いた。
「光ちゃんだけじゃ嫌…あたしも気持ち良くして……ねぇ、光ちゃん、いっぱい気持ち良くして……」
瑠依はそう言うと、俺の手を、自分の胸にあてがった。
いきなり二回戦開始のゴングが、けたたましく鳴り響いた。
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